ショーシャンクの空に(1994)
あらすじ
妻とその愛人を射殺したとしてショーシャンク刑務所に収容された無実のアンディ。粗暴な刑務主任・ハドリーや囚人たちから暴力を受けながらも、彼は持ち前の親しみやすさと元銀行家の手腕を生かし徐々に信頼を勝ち得ていく。そして20年の月日が流れ…。
感想
大半の映画好きは初期にこの映画を見ていると思います。この作品の良い所はやはり直接訴えるものが大きく感動が伝わりやすい点でしょう。刑務所という閉塞的な空間から外の世界へ、アンディが残した伏線の回収、そしてエンディングの音楽へと一連の流れが美しいです。前半はハドリーからの暴力だったり刑務所仲間からの性行為の今日様だったりと気が滅入るシーンが続きます。アンディの描き方が個人的に好きです。ただ力任せに脱出したのではなく、ハドリーや所長の弱みに付け込むことである程度行動の自由を確保したという点が教養を持っていくことは必ず自身の得になっているという描き方が良いですね。レッドもアンディと同様に最後まで希望を捨てないでブルックスとは違う道を選ぶシーンが本当に好きです。最後の画面いっぱいに海が広がるエンディング、良いですよね。好きと良いしか言ってないですがそんな映画なので仕方ないです。
余談ですが本作公開されたのが1994年であり、この年に公開されたパルプ・フィクションやフォレストガンプ、レオン、スピードの陰に潜んで興行的にはそんなにだったみたいです。
★★★★★★★★★☆
監督
ニキ・マーヴィン
製作総指揮
リズ・グロッツァー
デイヴィッド・レスター
出演者
リチャード・フランシス=ブルース
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