ジャングル・ブック(2016)
あらすじ
ジャングルにひとり残されたところを黒ヒョウのバギーラに助けられ、母オオカミのラクシャに育てられた少年・モーグリ。彼は動物たちと幸せに暮らしていたが、ある日人間への復讐に燃えるトラ、シア・カーンが現れたことで、ジャングルを出る決心をする。
感想
内容は『もののけ姫』みたいですが映画に秘められたメッセージは真逆のように思いました。決定的な違いが、『もののけ姫』では人と動物の共存を描いているのですがこの映画ではジャングルで育った子と動物の共存であると言う点にあります。序盤の伏線を使って宿敵である虎を倒すと流れは綺麗なのですが主人公が火を使って虎を倒す姿に違和感を感じました。道具はモーグリーがジャングルでの生活を経て手にしたものですが火は村から奪ってきただけですから。最後に、誰の手も借りずにジャングルを変えたみたいなセリフがあったのですがバギーラやバルーの手を借りてるだろとも思いました。BBCのドキュメンタリーの様に映像は綺麗なのですがどうしても腑に落ちない点がいくつかありました。
この映画ビル・マーレイやベン・キングズレー等声優陣は豪華です。蛇を演じるスカーレット・ヨハンソンは姿を見ないでも彼女の声だとわかりました。
★★★★☆☆☆☆☆☆
監督
ジャスティン・マークス
原作
ジョン・ファヴロー
ブリガム・テイラー
製作総指揮
ピーター・トビヤンセン
モリー・アレン
カレン・ギルティリスト
ナレーター ベン・キングズレー
出演者
ベン・キングズレー
ビル・マーレイ
イドリス・エルバ
ルピタ・ニョンゴ
スカーレット・ヨハンソン
ジャンカルロ・エスポジート
クリストファー・ウォーケン
ニール・セティ
音楽
ジョン・デブニー
I Wan'na Be Like You
撮影 ビル・ポープ
編集 マーク・リヴォルシー
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