ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004)

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あらすじ

13歳になったハリーを待ち受けるのは、不吉な死の予言さえ告げられる中、ハリーが直面する両親の死の真相。今まで見えなかったものが見え始め、わからなかったことがわかり始める第3章。

感想

ハリーポッターシリーズの映画で最も好きな作品を尋ねると90%以上の人は賢者の石かアズカバンの囚人か死の秘宝part2と答えるのではないでしょうか。かくいう私も本作が一番好きですね。景色の移り変わりを暴れ柳やヘドウィグの動きを通して感じさせる演出はお見事です。本作ではゲイリー・オールドマン演じるシリウス・ブラックの存在が重要になってきます。ただどう見てもいい人ですよね、この人。その意味で軽いネタバレになっているかもしれないです。ジェームズの親友であるルーピン存在も良いですね。ハリーにとってダンブルドア以外で唯一信頼出来る先生だったでしょう。Window to the pastが流れるシーンは今後の展開を思うと寂しいですね。音楽や撮影、演出が良い意味でハリーポッターらしくなく、4作目以降もアルフォンソ・キュアロンが製作してたらどうなってたんでしょうかね。

原作だとファイアボルトがシリウスから送られてくるのがクリスマスでこのことをマクゴナガル先生にチクって没収されたり、シリウスがハリーのためにホグズミードの許可証を書いたりと結構違いだったり映画では描かれていない要素があるのでお勧めしたいです。ちなみにシリウスがハリーの元へ行こうと考えた要因はウィーズリー一家のエジプト旅行の写真にスキャバーズを見たからです。

★★★★★★★★★☆

監督

アルフォンソ・キュアロン
脚本

スティーヴ・クローヴス
原作

J・K・ローリング
製作

デヴィッド・ハイマン
クリス・コロンバス
マーク・ラドクリフ
製作総指揮

マイケル・バーナサン
カラム・マクドゥガル
ターニャ・セガーチェン
出演者

ダニエル・ラドクリフ
 ルパート・グリント
 エマ・ワトソン
 ジュリー・クリスティ
 ロビー・コルトレーン
 マイケル・ガンボン
 リチャード・グリフィス
 ゲイリー・オールドマン
 アラン・リックマン
フィオナ・ショウ
マギー・スミス
 ティモシー・スポール
 デヴィッド・シューリス
 エマ・トンプソン
デイビッド・ブラッドリー
トム・フェルトン
パム・フェリス
ドーン・フレンチ
ロバート・ハーディー
ジュリー・ウォルターズ
 マーク・ウィリアムズ
音楽