暇な大学生の映画備忘録

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ビッグ・リボウスキ(1998)

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あらすじ

いまだ70年代のヒッピー生活を引きずる中年独身男・デュードは、ある晩、女房の借金を返せとチンピラに襲われる。どうやらチンピラは同姓同名の大富豪と間違えたようだ。怒りが収まらないデュードは仲間と共に大富豪の元に押し掛けるのだが…。

 

感想

本当に出てくる人物が頭おかしい人ばかりで展開もダラダラしているせいかもの凄く長く感じてしまいました。この映画を理解する点で重要なのは誘拐事件を絡めたサスペンス要素ではなく、出てくる人物の人間臭さなのだと思います。どうしようもないダメ人間でもいいじゃないのと言ってるようでした。ボウリングの妄想シーンの様な独創性の高い世界観はありますがもっとシリアス仕立ての作品の方が好みだなと感じてしまいました。ユダヤニヒリズムベトナム反戦主義、ヒッピーといったものに理解がないと癖の強いコメディ要素を受け入れられないでしょう。世の中には絶賛している人も多い映画なのでその様な人の意見も参考にしたいです。系統的に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に似てるように思うので『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が好きな人はこの映画のコメディ要素で笑えるんかなと思いました。

 

★★★★★☆☆☆☆☆

 

監督

ジョエル・コーエン
脚本

イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン
製作

イーサン・コーエン
製作総指揮

ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
ナレーター サム・エリオット
出演者

ジェフ・ブリッジス
ジョン・グッドマン
ジュリアン・ムーア
スティーヴ・ブシェミ
デヴィッド・ハドルストン
音楽

カーター・バーウェル
撮影

ロジャー・ディーキンス
編集

ロデリック・ジェインズ
トリシア・クック

 

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パディントン2(2017)

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あらすじ

ブラウン家の家族として幸せに暮らすパディントン。彼はルーシーおばさんの誕生日に、アンティークショップで見つけた飛び出す絵本をプレゼントしようと考えるが、その絵本はとても高価だった。パディントンは働いてお金を貯めようと決意するのだが…。

 

感想

この映画、続編として本当に素晴らしいと思います。以下ネタバレを含むと思うので未見の方は注意してください。この映画で素晴らしいのは一人一人の登場人物の美点を描いている所です(もちろんブキャナンも)。人を見ると汚点ばかりが目立ってしまいますがその中でも隠れた美点を見出し、相手が犯罪者だろうが偏見なく平等に見ることができるのがパディントンでした。特にブラウン一家については最後の汽車でのシーンで一人一人の見せ場を設けていた点にキャラクターへの愛を感じました。ルーシー叔母さんを絵本の世界に案内するシーンや刑務所の模型を使った脱獄シーン、モダンタイムスのパロディシーンなどの演出もオシャレですね。水泳やヨガと言った伏線の使い方も面白いですし、何よりラストのルーシーおばさんと出会うシーンに至るまで前作以上に洗練された、愛に溢れたシナリオだったように思います。ここだけの話ちょっと涙出た。

この映画『シェイプ・オブ・ウォーター』と同じ年に公開されてるんですよね。サリー・ホーキンスはこの年2回も水中で人間ではない生き物と触れ合うシーンを演じてるんですね。

 

★★★★★★★★★★

 

監督

ポール・キング
脚本

ポール・キング
サイモン・ファーナビー
原作

マイケル・ボンド
製作

デヴィッド・ハイマン
製作総指揮

ロージー・アリソン
ジェフリー・クリフォード
オリヴィエ・クルソン
ロン・ハルパーン
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
出演者

ベン・ウィショー
ヒュー・ボネヴィル
サリー・ホーキンス
ジム・ブロードベント
ジュリー・ウォルターズ
ヒュー・グラント
ブレンダン・グリーソン
ノア・テイラー
音楽

ダリオ・マリアネッリ
撮影

エリック・ウィルソン
編集

マーク・エヴァソン

 

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パディントン(2014)

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あらすじ

真っ赤な帽子を被った礼儀正しいクマが、ペルーからロンドンに到着。“パディントン”と名付けられブラウン家に泊まり始めた彼は、野性が邪魔してドタバタを巻き起こしつつも、いつしか街の人気者に。やがてひとりで家を探し始めるが、謎の美女に誘拐され…。

 

感想

ロンドンにやって来た小熊と、彼を引き受けた家族を描いた映画です。
ストーリー自体は展開が予想しやすく至ってシンプルだとは思いますがその方がこの映画の演出の面白さを楽しめるのだと思います。ロンドンの街並みはもちろん、ブラウン家やアンティークショップの内装の細かい部分まで面白い演出を取り入れていたように思います。階段の壁に描かれたパディントンと家族の関係を象徴する桜の木、屋根裏にある家の模型を使った演出、アンティークショップのお菓子を運ぶ汽車あたりの演出は本当に面白いですね。イギリスらしいと言うかなんと言うか、随所に見られるちょっとブラックなジョークもパディントンと言うキャラクターを引き立てるのに役立っていたと思います。ミッションインポッシブル ゴーストプロトコルのパロディには思わず笑ってしまいました。ちょっと現実離れしているかもしれませんが絵本の世界のようで素敵でした。ちょっと癖の少ないウェス・アンダーソン作品と言う印象を受けました。対象年齢も低いので家族で観るのに向いてるのではないでしょうか?

余談ですがクマの夫婦を演じているのはイメルダ・スタンダトンとマイケル・ガンボンなんですね。この二人と言えばハリーポッターのアンブリッジとダンブルドアを思い出します。2人の関係性は真逆ですね。

 

★★★★★★★★☆☆

 

監督

ポール・キング
脚本

ポール・キング
原案

ポール・キング
ヘイミッシュ・マッコール
原作

マイケル・ボンド
くまのパディントン
製作

デヴィッド・ハイマン
製作総指揮

ロージー・アリソン
ジェフリー・クリフォード
オリヴィエ・クルソン
ロン・ハルパーン
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
出演者

ベン・ウィショー
ヒュー・ボネヴィル
サリー・ホーキンス
ジュリー・ウォルターズ
ジム・ブロードベント
ニコール・キッドマン
音楽

ニック・ウラタ
撮影

エリック・ウィルソン
編集

マーク・エヴァソン

 

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感想(7件)

 

 

アバター(2009)

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あらすじ

アルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星パンドラ。地球の熱帯雨林を思わせる密林に深く覆われ、特異な磁力による地形が神秘的な美しさを湛えるこの惑星の地下には、希少鉱物アンオブタニウムの莫大な鉱床が眠っていた。地球のエネルギー問題の解決の鍵となる希少鉱物を採掘するため人類はパンドラに進出するが、パンドラにはナヴィという先住民族が住んでいた。RDA社(資源開発公社)は資源の採掘を願い出るも、ナヴィ達は地球側の提示する条件にまったく関心を示さなかった。資源開発の目的を果たすべく、RDA社は地球人とナヴィそれぞれのDNAを掛け合わせた人造生命体を作り、神経を接続する操作員の意識を憑依させたアバターとしてナヴィとの接触を図る「アバター計画」をスタートさせる。

 

感想

もう公開から10年経つんですね。3D映画の先駆けとして語り継がれるのではないでしょうか。(実は鑑賞する時はいつも2Dだったりします)音楽にepicと言うジャンルがありますがそれを映像にしたらこんな作品になるんかなと思います。ライフオブパイやホビット三部作なんかもこれに近いですね。ストーリが単調なんて言われててその通りだとは思いますが映像で勝負しつつもしっかりと自然破壊に対する立場を表現している点でローランド・エメリッヒマイケル・ベイ作品より好きです。破壊ばかりを描くのでなく美しい自然を描き出している点も好印象です。空に浮かぶ陸地や漂うクラゲ、トゥルークマクトは正直大好きです。本作を語る上で忘れてはいけないのがクレジットで流れるI see youの存在です。キャメロンの映画はいつも音楽で何かを残してくれますね。シガニーウィーバーも久々に見れて良かったです。来年続編が公開予定ですが間違いなく公開日に見に行くと思います。

 

★★★★★★★★★☆

 

監督

ジェームズ・キャメロン
脚本

ジェームズ・キャメロン
製作

ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
製作総指揮

コリン・ウィルソン
レータ・カログリディス
出演者

サム・ワーシントン
ゾーイ・サルダナ
シガニー・ウィーバー
スティーヴン・ラング
ミシェル・ロドリゲス
ジョヴァンニ・リビシ
音楽

ジェームズ・ホーナー
主題歌

レオナ・ルイス
「I See You」
撮影

マウロ・フィオーレ
編集

ジェームズ・キャメロン
ジョン・ルフーア
ティーヴン・E・リフキン

 

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もののけ姫(1997)

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あらすじ

中世(室町時代の頃)の日本。東と北の間にあると言われるエミシの村に住む少年アシタカは、村を襲ったタタリ神と呼ばれる化け物を退治したが、右腕に死の呪いを受けてしまう。その正体は、何者かに鉄のつぶてを撃ち込まれ、人への憎しみからタタリ神と化した巨大なイノシシの神(ナゴの守)だった。アシタカは呪いのため村を追われ、呪いを絶つためにもイノシシが来た西の地へと旅立つ。

 

感想

ジブリ映画の中でも最も迫力があるのがこの映画ですね。モロやシシガミを初めとした太古の森に生きる生物と生きるために必死な泥臭い人間の生活が情緒溢れる形で描かれています。海を渡ってきた乙事主の姿は圧巻ですね。人間の方を観てもアシタカの真っ直ぐで凛とした生き方には憧れます。サンとエボシの争いを止める為に歩を進める時に放った“どいてくれ”の一言は1度でいいから口にしたいです。とにかく人間も山犬も他の生き物達もそれぞれの生き方を持っていて自分の生き方を考えさせられる作品です。忘れてはならないのが音楽です。アシタカや山犬の様に芯があって力強い旋律には心が震えます。映画館で再上映してくれるのであれば観に行くのですが。日本文化が誇る作品です。

 

★★★★★★★★★★

 

監督

宮崎駿
脚本

宮崎駿
製作

鈴木敏夫
製作総指揮

徳間康快
出演者

松田洋治
石田ゆり子
田中裕子
小林薫
美輪明宏
森繁久彌
音楽 久石譲
主題歌

米良美一もののけ姫
撮影

奥井敦
編集

瀬山武司

 

 

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千と千尋の神隠し(2001)

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あらすじ

10歳の少女・千尋ちひろ)は、両親と共に引越し先へと向かう途中、森の中の奇妙なトンネルから通じる無人の街へ迷い込む。そこは、怪物のような姿の八百万の神々が住む世界で、人間が来てはならないところだった。千尋の両親は飲食店で神々に出す食べ物に勝手に手を付けたため、罰として豚にされてしまう。千尋も帰り道を失って消滅しそうになるが、この世界に住む少年ハクに助けられる。

 

感想

もし仮に観てない人なんているのなら今すぐブルーレイを購入してください。

数あるアニメ映画の中でも一番好きな作品です。どこか遠い昔に経験した事のあるものを観ている感情に襲われるのは日本人特有の感情でしょうか。豪華絢爛和洋折衷な油屋のデザインが非常に魅力的です。どこか日本古来の旅館の雰囲気を残している所が好きです。特に千尋やリンが眠る寝室、田舎で暮らしたことある人ならあの部屋の良さが分かってもらえると思います。後半の銭婆の家に向かうシーンが私がこの映画を推す理由です。海に浸かった線路、遠くに浮かぶ夕陽、誰もいない駅、移り行く店の看板、どれもがいつか夢で見たような景色です。(夢の由来がこの映画かもしれませんが)六番目の駅、沼の底までの片道切符、なんてワクワクする言葉でしょう。キャラクターで見ると釜爺とリンが好きです。時々千尋に対して強い口調は取るけれどいつも必ず千尋のために行動してくれてるんですよね。まさに理想の上司No1です。背景が尋常じゃナウいくらい凝ってるので日本人なら色々と探してるだけで面白いと思いますよ。最近、油屋に美容院があることに気づきました。

他のジブリ作品もどうせ近いうちに再鑑賞するのでその度にぼちぼち挙げていけたらなと思います。

一度会ったことは忘れないもんさ 思い出せないだけでってセリフが好きです。実際テストなんかだと思い出せないと何の意味もないですが。

 

★★★★★★★★★★

 

監督

宮崎駿
脚本

宮崎駿
原案

宮崎駿
原作

宮崎駿
製作

鈴木敏夫
製作総指揮

徳間康快
出演者

柊瑠美
入野自由
夏木マリ
中村彰男
玉井夕海
神木隆之介
内藤剛志
沢口靖子
上條恒彦
小野武彦
我修院達也
大泉洋
安田顕
はやし・こば
菅原文太
音楽 久石譲
主題歌

木村弓「いつも何度でも」
撮影

奥井敦
編集

瀬山武司

 

 

 

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炎628(1985)

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あらすじ

アインザッツグルッペンをロシア人の少年目線で描く

 

感想

残忍な描写はないですが、数ある戦争映画の中でも最も感情に訴えかけてくる映画だと思います。
ある日銃を掘り出したことでパルチザンに参加した主人公、最初は少年としての若い顔をしてました。しかし、パルチザンへの参加がドイツ軍に知れ渡り故郷は敵襲を受け、村が焼かれる光景を目にした主人公の顔には少年としての若さはもはや残っていませんでした。常に流れる不気味なノイズ、次第に生気を失っていく主人公、救いようのないストーリー、全てが絶望に向かっています。最後のシーン、主人公はヒトラーの写真が水溜まりに落ちているのを見つけます。写真に向かって銃弾を放つと逆再生の映像が流れ、まだ無垢な少年だった頃のヒトラーが映ります。ヒトラーにも自分と同じ人間の姿を見た主人公は言葉を失います。
次の世代に戦争の歴史を伝えるという点で至宝とも呼べる映画ですが、それと同時に2度と観たくない映画でもあります。鑑賞する際は相当な覚悟を持って挑んでください。この映画の鑑賞後三日は立ち直れないと思います。自分はロシア語の授業が嫌いになりました。

 

★★★★★★★★☆☆

 

監督

エレム・クリモフ
脚本

アレクサンダー・アダモーヴィチ
エレム・クリモフ
音楽

オレーグ・ヤンチェンコ
撮影

アレクセイ・ロジオーノフ

出演者

アリョーシャ・クラフチェンコ
オリガ・ミローノワ
U・バグドナス

 

 

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ファーゴ(1996)

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あらすじ

ノースダコタ州・ファーゴに住むジェリーは多額の借金返済のため、前科者のカールとゲアに妻を偽装誘拐させて義父から身代金を騙し取ろうと思い付く。しかし、2人は手際良く計画を進められず警察官と目撃者を射殺して連続殺人事件に発展させてしまい…。

 

感想

1987年、アメリカで起こった誘拐事件を描いた作品です。(調べて分かったのですが実話に基づくとか言っておいてフィクションみたいですね)
以後ネタバレを含むので未見の方はご注意ください。この映画の登場人物は揃いも揃ってどうしようもないですね。ジェリーは保身のためにありとあらゆる嘘をついて最終的には逃げ出し、カールは女好きで買春をしては自分の犯罪についてベラベラと話し、ゲアは気に入らないことがあるとすぐ人を殺し、このグダグダした感じがこの映画の面白さなんだと思います。ゲアは普段1人で行動してるみたいですが確かにカールみたいな男は犯罪者として不向きでしょう。その中でも唯一まともなマージの姿が輝いていました。ゲアに放った最後のセリフこそがどうしようもない3人組とマージの対比になっているように思います。殺人事件を描いた他の作品に比べると衝撃的な展開もなく、静かでダラダラしています。2010年頃の撮影技術で制作されていたら映像が洗練されてより素晴らしい作品いなったのではと思います。

 

★★★★★★★☆☆☆

 

監督

ジョエル・コーエン
脚本

ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
製作

イーサン・コーエン
製作総指揮

ティム・ビーヴァン
出演者

フランシス・マクドーマンド
ウィリアム・H・メイシー
スティーヴ・ブシェミ
ピーター・ストーメア
音楽

カーター・バーウェル
撮影

ロジャー・ディーキンス
編集

ロデリック・ジェインズ

 

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ワンダー 君は太陽(2017)

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あらすじ

遺伝子疾患のため人とは違う顔で生まれてきたオギー。5年生で入学した学校で、オギーはいじめや裏切りなど初めての困難に出会うが、くじけそうになりながらも家族の愛を勇気に変えて立ち向かっていく。やがてそんな彼の魅力に周囲の生徒たちが気づき始め…。

 

感想

最近コロナもあって病んでるのでこのような映画ばかり観てると反省してはいますがしばらくはこんな状態が続くんかなと思います。

この映画は顔に傷を持ったオギーの成長と言うよりはオギーという人物を通して成長する両親、姉、友人の変化を描いた作品であるように思います。年齢も近いせいかオギーの姉ヴィアとミランダの関係に自分を重ねてしまいました。進学か何かをきっかけとして子昔は仲が良かったけれど時が経つといつしか疎遠になっていた、そんな経験誰もがあるんじゃないでしょうか。特にアメリカではスクールカーストが顕著で関わっている人たちによってこのカーストの位置づけが決定してしまうので見かけだけでも上に居たいと思う人たちは多いのでしょう。他で言うとオーウェン・ウィルソン演じる父親が本当にオギーの友達のようで良い人そうで好きでした。現実世界はこの映画の様に誰もが改心する訳ではないのであくまでも映画的ですがこの温かさこそこの映画に求めていたものなので特に言うことはないです。
WONDERの訳は奇跡ととるよりは迷い悩む意の方が強いと思います。

 

★★★★★★★★☆☆

 

監督

スティーブン・チョボスキー
脚本

ジャック・ソーン
ティーヴン・コンラッド
スティーブン・チョボスキー
原作

R・J・パラシオ『ワンダー』
製作

デヴィッド・ホバーマン(
トッド・リーバーマン
製作総指揮

ジェフ・スコール
ロバート・ケッセル
マイケル・ビューグ
R・J・パラシオ
アレクサンダー・ヤング
出演者

ジュリア・ロバーツ
オーウェン・ウィルソン
ジェイコブ・トレンブレイ
マンディ・パティンキン
音楽

マーセロ・ザーヴォス
撮影

ドン・バージェス
編集

マーク・リヴォルシー

 

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エクス・マキナ(2014)

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あらすじ

検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。
しかし、人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという、興味深くも不可思議な実験だった…。

 

感想

自分もそうなのですがメッセージやインターステラーのような静かなSFが好きな人にとっては堪らない作品だと思います。

以下ネタバレを含むので未見の方は注意してください。
検索エンジンで有名なIT企業で働くケイレブは抽選で社長のネイサン宅を訪問する権利を得る。そこでケイレブはネイサンにより作られたAIエヴァに対してチューリングテストを行うこととなる。
AIとのセッションを通してケイレブが自身とAIとの区別がつかなくなるまでの過程が丁寧に描かれていたように思います。。感情の意識があるのかどうかが機械と人間の違いなのかもしれないですが、この意識とは見せかけでどうにでもなるものであり本当に相手の意識の存在を測ることはできないと思います。。AIが創造主である人間を超える、そんな特異点が何時か訪れることに対する警鐘を鳴らすようなラストでした。こういうテーマの映画を見るといつもターミネーターのことを思い出してしまいます。幾ら対策を施そうが人智を超えたものを人間が制御することはできないので自ら学習していくようなAIを作ることには危険性を伴うという意見には私も賛成です。映像や音楽面での美しさ、静けさも好印象でした。

 

★★★★★★★★★☆

 

監督

アレックス・ガーランド
脚本

アレックス・ガーランド
製作

アンドリュー・マクドナルド
アロン・ライク
出演者

アリシア・ヴィキャンデル
ドーナル・グリーソン
オスカー・アイザック
ソノヤ・ミズノ
音楽

ベン・サリスベリー
ジェフ・バーロウ
撮影

ロブ・ハーディ
編集

マーク・デイ

 

 

 

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